ある,クリニック紹介サイトの取材を受けました.
取材をしてくださった方も,以前肌トラブルに悩んだ時期があるとのこと,今回の取材に立候補してくださったようでした.
いつも取り留めのない話になって,熱ばかりこもってしまい,時間がすぎて...ということが多かったのですが,
流石,今回の聞き手さんは明確な目的をもって的確に取材をしてくださいました.
客観的に他者がまとめてくださると,こんなかんじなんだなと俯瞰して自分を見つめることができ,大変ありがたい機会をいただいたと感じました.
「肌の弱さは、あなたのせいじゃない」自分を責めない治療への第一歩
まず,さすがのキャッチーな一文で始まります.
アトピーの方は、原因を自分に求めて責めてしまう方が多いんです。でも、目が見えにくい人が眼鏡をかけるのが普通なように、肌が弱い人がケアをするのも普通のこと。『それはあなたのせいじゃない、当たり前のことなんだよ』と、同じ目線で伝えられるのが僕の強みだと思っています。
もっと回りくどくお話してしまったと思うのですが,こうやって端的にまとめていただくと爽快です.
薬を出すだけでなく『聴く』ことです。スタッフにも『まずは患者さんの話を聴くことから始めよう』と徹底しています。患者さまが何を求めているのか、その背景にある生活まで含めて理解した上で治療を提案することを大切にしています。
「聞く」ではなく「聴く」という漢字を使い,情景がより浮かびやすくなっていますね.
薬で炎症を抑えるだけでなく、化粧品なども活用して『荒れにくい肌』へとトレーニングしていく取り組みに挑戦したいです。医療の限界を超えて、いかに患者さまの日常を豊かにできるかを探求し続けたいと思っています。
いつも発信していることを,こうやって違った言い回しで表現されるとまた,違った味がでてきます.
アトピーに対する世の中の意識を変えたいです。『気合が足りない』とか『生活習慣が悪い』といった無理解な情報のせいで傷つく人をゼロにしたい。アトピーであっても堂々と、自分らしく笑顔でいられる社会。それを皆さんと一緒に作っていくのが僕の夢です。
表現の仕方によっては,暑苦しく,恩着せがましくなりやすい「夢」の表現も,温度調節がばっちりです.

そして最後に,クリニックの特徴として「伴走型医療」と表現してくださいました.調べてみると,伴走型支援,伴走型経営サポート,伴走型パートナー,伴走型コンサルティングといったワードが出てきます.
高校の時に,化学の先生がこう言っていました.
「先生」は先に生きているだけで,何にも偉くないのだと.自分が先生と呼ばれるようになって,心からその意味がよくわかります.
本当に,先に生きているだけ.
あなたより先に,つらい経験,うまくいった経験,やっぱりこの肌は一生付き合わないといけないと腹落ちした経験,自分の経験が誰かのためになるかもしれないと思えた経験,それらをただ,先に生きて記憶しているだけ.
それらを総動員して,困って来てくださる肌よわさんの伴走ができるように,
これからもまだまだ未開拓な領域を,先に生きていくだけです.
よろしければご一読くださいませ.
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患者さんと同じ目線で立ち、一生の伴走者へ。アトピースキンケアクリニック 古橋卓也院長が掲げる「伴走型医療」の真意(取材記事)

