今までに発信した広報誌(病院新聞,情報誌,広報など)のまとめ一覧です.
さくら 皮膚科1stシーズン
Vol.34 2016.8.1号
「さくら」は病院新聞として,患者さんむけのニュースが書かれている広報誌です.
2016に春日井市民病院にきて,最初の病院新聞の内容です.男2人でがむしゃらに働く日々でした.それまでは大学医局からの非常勤医師の派遣で,外来業務を中心に診療されていたため,本来皮膚科医が入院にて診療するべき重症薬疹や水疱症などは,内科の先生や近隣の病院の先生方に頼っていました.最初に行ったことはまず,自分たちを知ってもらうことでした.
お風呂で裸のつきあいをして,先生たちと仲良くなったらしいよ~
Trinity 皮膚科1stシーズン紹介
Vol.22 2016.9.25号
「Trinity」は,地域のクリニックや病院の先生向けに,病院のトピックスをお知らせする広報誌です
皮膚科医らしからぬ2人でしたので,当初は怪しがられたものです.小田先生の人間性にも助けられ,病院の中近隣の先生方にも少しずつ知っていただけるようになり,3年かけて「あたりまえの皮膚科」を取り戻すことができました.
「一度なくなった信頼をとりもどすのには時間がかかるんだ」って,よく聞くよね~
Trinity 皮膚科2ndシーズンの紹介
Vol.31 2019.9.25号
2019から2nd シーズンです.メンバーがかわり「安定感」という雰囲気が生まれてきたのは,2代目の中村先生のおかげでした.1stシーズンに猪突猛進してきた結果が数字として表れ,病院への紹介数が年間1200例を超え,それを維持することがこのシーズンのテーマでした.
起承転結という流れに当てはめれば,2ndシーズンは「承」に当てはまります.地域の中核病院としての役割を果たしていく中で,もちろんそれだけで手いっぱいなのですが,次に訪れる転の時代にむけて「アトピー性皮膚炎」を軸とすることに決めました.
2018.4月に発売されたデュピルマブによりアトピー性皮膚炎の治療は大きく変わり,その時代の流れに乗るように,皮膚科には「転」の時代の兆しが見えてきます.
セカンドシーズンって,ネットフリックスのドラマみたいでかっこいいね~
さくら 3rdシーズン スキンケアプロジェクト「肌トレ」
Vol.49 2021.10.1号
2021からは「転」の時代.メンバーに加わった大林先生とともに,スキンケア外来新設というプロジェクトをスタートしました.
「強い肌はきっと,健康的で,美しい。」これがプロジェクトのコンセプト.
まずは,日ごろ触れることのない美容の知識の勉強からです.日本の皮膚科医は,美容の知識技術経験がほぼ,ゼロです.
ビタミンA(トレチノイン,レチノール),IPL(光),レーザー,ピーリング,ニードルセラピー,エステティックスキル,皮膚老化…
そこには,とんでもなく広い世界が広がっていました.
ぼくの肌は,毛並みもよくて,美しい。
Trinity ビタミンAは はずせない
Vol.38 2022.1.25号
肌にとってビタミンAは,日本人の食事でいうところの「米」みたいなものだそうです.それは,年をとり経年変化で消費され,毎日の紫外線をうけて大きく消費され,さまざまなストレスで消費される一方です.
アトピー性皮膚炎の人の,生まれながらにして皮膚炎が続く肌は,長期間のステロイド外用剤の影響もあり,何倍ものビタミンAが消費されているはずです.だから,そうではない人の皮膚と比べると,皮膚トラブルが多く,実年齢よりも老けた印象になることが多い.
いい米をたべて,体の中から元気に健やかになるのと同じように,いいビタミンAを肌に食べさせてあげることで,肌の細胞から元気に健やかになるのを導くのです.
どんないい薬も,どんな高い美容液も,結局は外から何かを足しているだけ.
自分の持っている力をよみがえらせることができるのは,今現在,ビタミンAだけだと思います.
ただし,ずっと空腹だったところに,いきなりたくさんのごはんをたべると胃もたれするように,いきなりビタミンAを使うと,肌はびっくりレチノイド反応が起きます.
だから,われわれ肌のリハビリトレーナーが必要なんです.
よわ肌・敏感肌さんは,トレーナーと一緒にリハビリされるのをおすすめします.
Trinity アトピー性皮膚炎 新薬リスト
Vol.40 2022.11.25号
2018.4月から登場したデュピクセント皮下注を皮切りに,2020オルミエント錠,2021リンヴォック錠,サイバインコ錠,コレクチム軟膏,2022モイゼルト軟膏,ミチーガ皮下注が次々に登場.
皮膚科医でもそれぞれの違いを理解するのが大変ですが,登場と同時にすべての薬を自分の体で試してきました.
先生が,世界で一番最初にサイバインコ錠を処方したんだって.
サイバインコ?たくさんありすぎて,名前を覚えるのも大変なんだよ~
広報かすがい スキンケア外来
2022.6月号 No.1718
2022.6に新設されたスキンケア外来
第1弾では「アトピー性皮膚炎専門外来」をスタート.1人30分というクリニックではできない,公的病院ならではの専門外来.
まずは,それぞれのアトピーストーリーを聞かせていただきます.
そして,その人のニーズを教えてもらい,それに対してできることが一つでもあれば,パートナーとしてトレーナーとして,尽力させていただきます.
そして,第2弾は・・・
市民病院じゃないみたいな,きれいなお部屋だよ.ぼくはすぐ忍び込めるんだーチューチュー